安らぎのハーブ『リンデン』
リンデンは、西洋菩提樹とも呼ばれ、ヨーロッパでは公園樹、街路樹、記念樹として親しまれています。日本ではシューベルトの曲「リンデンバウム」でもよく知られています。
リンデンの花をハーブティーとして飲むと、鎮痛作用、神経疲労、頭痛にも効果があり、神経質な人や怒りっぽい人にもおすすめのティーです。また血行をよくし、すぐれた発汗作用もあるので、風邪の初期には特におすすめします。
こうした神経を鎮める効果のため、西欧では、寝つきの悪い子供や、子供が興奮気味で親のいうことを聞かない時などに、飲ませる習慣があります。
グッドナイトティーとしてお休み前のハーブとしても知られています。
グッドナイトティーならぬ、お休み前におすすめのグッドナイト酒をご紹介します。
日本では寝酒と言いますが、英語で素敵にいうとナイト・キャップとなります。
ナイト・キャップとは、心地よくグッスリ眠れるように、ベッドに入る前に飲むお酒のことです。
<レシピ>【リンデン酒】
- 広口のガラスの容器
*金属のものは避け、しっかり密閉できる容器を選んで下さい。 - リンデン(ドライ)30g
- はちみつ130cc
- シナモンスティック 2〜3本
- ホワイトリッカー 0.9リットル
*健康酒に適したお酒は、アルコール度数の高いお酒(35度)が適しています。ハーブの成分、味、香り、色が抽出され長期保存が出来ます。
- ガラスの容器を良く洗い、水分を残さず拭き取ります。
- ホワイトリッカー以外の材料を、用意したガラスの容器に入れ、そこへホワイトリッカーを注ぎ入れます。
- 1ヶ月ほどしたら材料を取り出し、さらに2ヶ月熟成させます。
ストレートや3〜4倍に薄めて飲んだり、カクテルにしたりなど、お好みで楽しみんで下さい。