女性の憧れ 優雅な『ローズ』
薔薇というと、園芸用の華麗な花を思い浮かべますが、ハーブで使うローズも、種類は違っても同じ薔薇の仲間です。赤い花のローズレッド、ピンクの花のローズピンク、紫の花のローズパープルもあり、味や香り、効能は、多少の違いはありますが、大きな違いはありません。
ローズレッドのティーは、ポットの中で美しく広がり、甘く上品な香りを漂わせます。ローズの華やかさと、香りは、それだけで、優雅な気分をさそいますが、ローズの魅力は、その美しさだけではない、併せ持つすぐれた効能にあります。
そのすぐれた効能で、外からも中からも美しくなりましょう。ということで、ローズレッドのオリジナルブレンドとローズパックをご紹介します。
ローズには、ここで紹介しきれないほどのすぐれた効能があります。ティーとして飲めば、ホルモンのバランスを整え、生理のトラブルや更年期にも効果があ
り、女性にとっては、特におすすめのハーブです。又神経に作用し緊張をほぐす働きもあるので、不安だったりイライラして、気分転換したい時などにもおすす
めします。
ローズを使って、からだの内からキレイに、そして、外からつけて、キレイになる、ローズブレンドとローズパックを作ってみましょう。
<レシピ>【ローズブレンド(ドライハーブ)】
<1ヶ月分>
レッドローズ・ハイビスカス・ローズマリー 各20g
ローズヒップ 40g
以上をよく混ぜて、瓶などに入れて保管します。
『ドライハーブティーの美味しい入れ方』
- ティーポットとカップは、お湯を入れて温めておきます。
・ティーポットは、鉄製のものは避け、ガラスか陶器を使用してください。 - ティーポットに人数分のハーブを入れます。
・カップ1杯に対してティースプーンに山盛り1杯。 - 沸騰して一呼吸おいてから、お湯をポットに注ぎます。
・水にもこだわって、新鮮で美味しい水を使ってください。 - 香りを逃さないように、すぐに蓋をします。
・目安として5分位。お好みで時間は加減してください。 - ハーブティーの濃さがムラにならないように、ポットを水平に回してから茶漉しを使ってカップに注ぎます。
ビタミンCたっぷりのローズヒップやハイビスカスに、ハンガリーウオーターでも知られる美肌には欠かせないローズマリーのブレンドです。
【ローズパック】
(*)ローズの浸出液 50cc
ドライローズの粉末(すり鉢で粉にする)大匙1
カオリン 大匙1
(*)浸出液・・ローズレッド(ドライ)10g
精製水の熱湯カップ1
ハーブを入れた蓋つきのカップに、熱湯を注ぎ1時間おきます。その後、ハーブを取り除き 茶漉しで濾します。
お風呂上りに試すと効果があがります。目や口の周りを避け、5分程放置した後、ぬるま湯で洗い流します。
ローズは、お肌につけると、アストリンゼント、美白、老化防止効果があります。